2014年01月30日

[Android] INSTALL_REFERRER のBroadcastについて

Google Playからアプリをインストールしたときに送信される(らしい)INSTALL_REFERRERというBroadcastアクションがあります。
(正確なアクション名は"com.android.vending.INSTALL_REFERRER")
開発中のアプリに組み込むライブラリの関係上、これを2つのBroadcastReceiverで受け取る必要が出てきました。

今までの自分の理解では、Broadcastは複数のレシーバに送信されるイメージでした。
UDPみたいなイメージです(自分のUDPのイメージも間違ってるかもしれません)。
それがこのINSTALL_REFERRERについては、通用しませんでした。
Google Play側で1アプリにINSTALL_REFERRERを受信する2つのBroadcastReceiverがあると送信しないようにしているんでしょうか…。
そのため、以下のような実装を行いました。
public class CustomReceiver extends BroadcastReceiver {
@Override
public void onReceive(Context context, Intent intent) {
AReceiver a = new AReceiver();
a.onReceive(context, intent);

BReceiver b = new BReceiver();
b.onReceive(context, intent);
}
}

たぶんこれで動作するようになったはず…。
BroadcastReceiverって自分でインスタンス作っても良いんです?
これが正しい実装なんです?
イマイチすっきりしません。

すっきりしないので、サンプルアプリを作って確認してみました。
1つのアプリで、同じアクションを受け取る2つのBroadcastReceiverを定義して、adbからコマンド打って流してみたのです。
結果は2つともちゃんと受信しました…。
やっぱり受信しますよね。
Google Play側でそういう実装にしてるということなんですかねぇ…。
詳しい方がいましたら教えていただけると幸いですmm

posted by t2low at 23:00| Android

2014年01月29日

[Android] 強制停止するとBroadcastが受信できない

今開発中のアプリでBroadcastReceiverを使っています。
Manifestに書くだけで受信できるタイプのBroadcastを受け取るBroadcastReceiverです。

設定からアプリを「強制停止」させると、これが受信できなくなりました。
そういえば、いつのバージョンからかそういうことになっていた気がします。
検索したら↓こちらのブログが見つかりました。Android3.1以降だそうです。

Yukiの枝折: Android:Broadcastを受信できないアプリのSTOP状態

こちらの記事には、「一度も起動していない状態」のことは書かれていますが、「強制停止」したときのことは書かれていません。
たぶん同じだろうとは思いましたが、一応確認することにしました。
エミュレータでNexus4(API LEVEL 16)を作成して、"/data/system/packages-stopped.xml"を探します。
しかし、"/data/system/"に"packages-stopped.xml"がありません。
ソースコードを見てみると、記録されるファイルが変わっていました。
新しい場所は"/data/system/users/0/package-restrictions.xml"でした。(0はユーザーのID)
マルチユーザが導入されたのはAndroid4.2からだと思ってましたが、内部的にはAndroid4.1の頃からあったんですね。
XMLの中身も変わっているようです。こんな感じでした。
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' standalone='yes' ?>
<package-restrictions>
<pkg name="com.hoge.app" stopped="true" nl="true" />
<pkg name="com.fuga.app" stopped="true" />
<pkg name="com.piyo.app" />
</package-restrictions>

一度も起動していないと「nl="true"」付くようです。
停止状態だと「stopped="true"」が付くようです。これが付いているとBroadcastを受け取れないんですね。
お勉強になりました。

posted by t2low at 22:00| Android

2014年01月23日

[Android] Fragment内のWebViewで先読みするにはどうすれば良いだろう?(2)

以前、以下の様な記事を書きました。

tappli blog: [Android] Fragment内のWebViewで先読みするにはどうすれば良いだろう?

結局うまいこと出来なかったのでした。
今回、また先読みの要望があがりました。
前回のように「ダイアログ風のレイアウト」で済ますのは難しそうな状況です。

Viewを渡すメソッドを作れば渡せないこともないと思いますが、それはちょっとねぇ。


前回、こんなことを書きましたが、これはFragmentのインスタンスが再生成されたときに、ちゃんと表示されないことが容易に想像できたからです。
今回、ふと思いつきました。逆ならいけるんじゃないかと。
FragmentのonCreateView()、またはDialogFragmentのonCreateDialog()あたりで、呼び出し元のActivityが特定のinterfaceを実装しているかチェックし、実装していたらそのinterfaceのメソッドでWebViewを取得する。
WebViewに表示するページはActivityで予め読み込んでおく、という寸法です。
これならインスタンスがシステムによって破棄されても、呼び出し元のActivityの再生成されるはずなので、WebViewが表示できないということはないはず…。
このやり方がイケていないというのはわかっていますが、試してみたところ、Fragment表示直後にWebページを表示したWebViewを表示することができました。

イケてないけど、動くことが大事!
と自分に言い聞かせているところです。
posted by t2low at 23:00| Android

2014年01月21日

[Android] 画像と文字列を下端で揃えたいとき

画像と文字列の下端を揃えたいという要望がありました。
RelativeLayoutでlayout_alignBottomを設定すると以下のようになります。
<RelativeLayout
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
android:layout_margin="8dp" >
<ImageView
android:id="@+id/green"
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content"
android:layout_alignParentLeft="true"
android:src="@drawable/green" />
<TextView
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content"
android:layout_alignBottom="@id/green"
android:background="#ddf"
android:layout_toRightOf="@id/green"
android:text="テスト"
android:textAppearance="?android:attr/textAppearanceLarge" />
</RelativeLayout>

align_bottom.png
しかし、これでは上の画像のように、文字列の下に少し隙間が開いてしまいます。
フォントにはdescentという部分があるためですね。

descentを考慮して画像と文字列の下端を合わせたいときはlayout_alignBaselineを使います。
同時に画像を表示するImageViewにはbaselineAlignBottomをtrueにしておく必要があります。
<RelativeLayout
android:layout_width="match_parent"
android:layout_height="match_parent"
android:layout_margin="8dp" >
<ImageView
android:id="@+id/green"
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content"
android:layout_alignParentLeft="true"
android:baselineAlignBottom="true"
android:src="@drawable/green" />
<TextView
android:layout_width="wrap_content"
android:layout_height="wrap_content"
android:layout_alignBaseline="@id/green"
android:layout_toRightOf="@id/green"
android:background="#ddf"
android:text="テスト"
android:textAppearance="?android:attr/textAppearanceLarge" />
</RelativeLayout>

align_baseline.png
こんな感じです。
これで画像と文字列の下端が揃いました。

posted by t2low at 22:00| Android

2014年01月20日

[Android] デフォルトで起動するアプリの判定

デフォルトで起動するように設定されているホームアプリの取得方法を調べてみました。
PackageManagerから簡単に習得できるんじゃないかと考えて、適当にクラスを眺めていましたが、見つからないので結局コードを追いかけることに…。

どうやらgetPreferredActivities()というメソッドを使えば良いようです。
String defaultHomeApp = "";

Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_MAIN);
intent.addCategory(Intent.CATEGORY_HOME);

PackageManager pm = getPackageManager();
List<ResolveInfo> list = pm.queryIntentActivities(intent, 0);
for (ResolveInfo info : list) {
List<IntentFilter> filters = new ArrayList<IntentFilter>();
List<ComponentName> activities = new ArrayList<ComponentName>();
pm.getPreferredActivities(filters, activities, info.activityInfo.packageName);
if (activities.size() > 0) {
defaultHomeApp = activities.get(0).toString();
break;
}
}
Log.d("LOG", "Home app : " + defaultHomeApp);



posted by t2low at 23:00| Android

2014年01月19日

[Mac] テレビとHDMI接続した

職場はデュアルモニタです。が、自宅はそうではありません。
画面が狭いのは不便なので、↓の商品を買いました。



送料無料で400円。
なんでこんなに安くできるんでしょうか。
16日に注文して、18日に届きました。
早いですね。
安かったので若干不安はありましたが、繋いでみたら問題なく表示されました。

大画面で表示できるのは良いのですが、自宅にあったHDMIケーブルの長さが足らないのに気づいていませんでした…。
今のままではちょっと使うのが厳しいです。どうしたものか。
posted by t2low at 00:10| Mac/iOS

2014年01月17日

[C++] double型を3桁ずつカンマで区切られた文字列に変換する

double型を3桁ずつカンマで区切られた文字列に変換する。
たったこれだけのことにえらい苦労しました。
C++の基本的なとこがわかっていないのですね。C++の基礎をひと通り勉強したほうが良さそうです。

良し悪しはともかく出来上がったのは以下のようなコード。
std:string str;
double value = 99999999.999;

std::stringstream stream;
stream << std::setprecision(2) << std::setiosflags(std::ios::fixed) << value;
stream >> str;

int signLen = value < 0 ? 1 : 0;
int dotPos = str.find('.');
for (int pos = dotPos - 3; pos > signLen; pos -= 3) {
str.insert(pos, ",", 1);
}

insert()で1個ずつカンマを挿入するようにしましたが効率は悪そう…。

参考:
cp_C++言語(予備知識) 

posted by t2low at 23:00| Cocos2d-x

2014年01月16日

[Cocos2d-x][C++] vector、mapが参照しているメモリを開放しつつ全削除

C++のmap、vectorに慣れておらず、苦労しました。
これで良いのではないかと思ってますが、間違ってたらつっこんでください…。

vector
for (vector<Hoge *>::iterator it = hoges.begin(); it != hoges.end();) {
delete *it;
it = hoges.erase(it);
}


map
for (map<int, Hoge *>::iterator it = hoges.begin(); it != hoges.end(); it++) {
delete it->second;
}
hoges.clear();

secondが値を指しているということなんですかね。わかりにくいですね。なんでこんな名前にしたんですかね。

参考:
c++ - How to erase & delete pointers to objects stored in a vector? - Stack Overflow
C++とのつきあい方(16)
posted by t2low at 23:00| Cocos2d-x

2014年01月15日

[Cocos2d-x] Resources内のファイルの読み込み

Resources内のファイルを読み込んで使うには以下のようにすれば良いみたい。
CCFileUtils *fileUtils = CCFileUtils::sharedFileUtils();
string path = fileUtils->fullPathForFilename("hoge.json");
unsigned long size = 0;
unsigned char *data = fileUtils->getFileData(path.c_str(), "r", &size);

// ... data を使ってなんかする

delete[] data;

getFileData()の中を見たら、第2引数をそのままfopen()につっこんでいたので、バイナリデータを読み込むときは"rb"にするのかな?


タグ:C++ cocos2d-x
posted by t2low at 22:00| Cocos2d-x

2014年01月10日

[Cocos2d-x] 階層化されたCCLayerの内側からモーダルレイヤを画面の中心に表示する


以下の本の「レシピ38」を参考にモーダルレイヤを作成しました。



画面の真ん中にドンとモーダルレイヤが表示される…はずだったのですが、僕の書いたコードでは上にずれて表示されてしまいました。
原因はCCLayerをいくつか階層化していたために、画面の左下とレイヤの原点がずれてしまっていたためです。

Cocos2d-xでは位置を親との相対座標で指定するようです。
これによって、階層の途中に位置が(0, 0)でないレイヤがあると、モーダルレイヤの位置を(0, 0)にしていたとしてもずれて表示されてしまいます。
少し調べただけでは、そのようなときに使う特別なメソッドはわかりませんでした。
それならばと、親階層をたどって左下の座標を計算するコードを書きました。
float x = 0;
float y = 0;
CCNode *node = modal->getParent();
while (node) {
x -= node->getPositionX();
y -= node->getPositionY();
node = node->getParent();
}
modal->setPosition(ccp(x, y));

とりあえずこれで画面の中心に表示できるようになりました。

タグ:cocos2d-x
posted by t2low at 23:00| Cocos2d-x

2014年01月07日

[Cocos2d-x] CCSpriteの重なり順

CCSpriteの重なり順を設定するには、reorderChild()というメソッドを呼べば良いらしい。

Cocos2d-x: 重なり順の取得、変更 | Lady Wendy

CCLayerを継承したクラスで以下のように呼んでみた。
for (int i = 0; i < MAX_HOGE; i++) {
CCSprite *sprite = (CCSprite *) getChildByTag(i);
if (sprite == NULL) {
continue;
}
reorderChild(sprite, HEIGHT - sprite->getPositionY());
}

結果は失敗。重なり順は変わらない。
少し調べてみると以下のような記事が見つかった。

cocos2d-x - CCSpriteBatchNodeのzOrder - Qiita [キータ]

確かにCCSpriteBatchNodeは使っているけれど、これを使ったせいで重なり順が変えられないなんてことあるわけない(はず!)。
と、ここで気がついた。
CCSpriteBatchNode *batch = (CCSpriteBatchNode *) getChildByTag(TAG_BATCH);
for (int i = 0; i < MAX_HOGE; i++) {
CCSprite *sprite = (CCSprite *) batch->getChildByTag(i);
if (sprite == NULL) {
continue;
}
batch->reorderChild(sprite, HEIGHT - sprite->getPositionY());
}

階層としては

・CCLayer
 └CCSpriteBatchNode
  ├CCSprite
  ├CCSprite
  ├CCSprite
  :
  └CCSprite

となっているのだから、CCSpriteBatchNodeのreorderChild()を呼ばなきゃダメだったわけね。
これで期待通りの重なり順になりました。

タグ:cocos2d-x
posted by t2low at 22:00| Cocos2d-x

2014年01月06日

[Cocos2d-x] テクスチャアトラスとCCSpriteBatchNodeを使ってスプライトを描画する

また忘れてしまいそうなのでメモ。
テクスチャアトラス(atlas.plist/atlas.png)があって、その中にhoge.pngがある場合、以下のようにすると良い(っぽい)。
 CCSpriteFrameCache *cache = CCSpriteFrameCache::sharedSpriteFrameCache();
cache->addSpriteFramesWithFile("atlas.plist");

CCSpriteBatchNode *batch = CCSpriteBatchNode::create("atlas.png");
addChild(batch);

for (int i = 0; i < 100; i++) {
CCSprite *sprite = CCSprite::createWithSpriteFrameName("hoge.png");
sprite->setPosition(ccp(i, i));
batch->addChild(sprite);
}


  • CCSpriteFrameCacheにはテクスチャアトラスの○○.plist

  • CCSpriteBatchNodeにはテクスチャアトラスの○○.png

  • CCSpriteにはテクスチャアトラス内の□□.png

  • をそれぞれ指定する。
    CCSpriteBatchNodeにもテクスチャアトラス内の画像名を渡していて少しハマっていた…。

posted by t2low at 22:00| Cocos2d-x